Q7 シロアリの被害を防ぐために私たちでできることはありますか?
日常のシロアリ予防策としては、次のことがあげられます。
(1)建築時に床下に放置されていた廃材にシロアリがつき、そこから被害が広がる例が多いので、家屋周辺にシロアリの餌になるものを放置しない。
(2)雨漏りや結露などでいつも湿っている場所は、シロアリの被害を受けやすいので、早期修繕を心がける。
(3)床下空気の流れを妨げるものを片づけるなどし、できるだけ換気をよくして湿気を取り除く。
(4)シロアリの採餌範囲は広い(イエシロアリでは100mくらい)ので、近くでシロアリの被害があったときは気をつける。
Q8 シロアリが棲んでいるようですが様子を見たほうが良いでしょうか?
一度棲みついてしまったコロニー(シロアリの巣)は自然にいなくなることはありません。
またシロアリは、外から見えないところで集団で食害するので、被害の進行は意外に早いのです。
もしも家にシロアリがいることがわかったらすぐに点検と除去を依頼してください。
Q9 シロアリ駆除にはどんな方法がありますか?
これまでは殺蟻剤を床下に撒いたり木部に塗布してシロアリの侵入を防ぐバリアー工法が主体でした。
これは少しでも処理膜が壊れると効果が薄れ、大量の薬剤を用いる点も問題でした。
またシロアリがトンネルを掘らないように床下に細かい砕石を厚く敷く、コンクリートで覆うなどの方法もありますが、これらは新築時にしかできず、効果も確実とはいえません。
最近は職蟻が採餌活動をして巣の仲間に給餌する習性を利用した駆除方法がいくつか開発されています。
これは職蟻が薬剤を持ち帰りコロニー(シロアリの巣)全体に広めるので、バリアー工法と比べると薬剤の使用量が非常に少量。
セントリコン*・システムは、そのなかでも最も進歩したもので、効果の確実性や安全性などにより米国をはじめ世界中で利用者が増えています。
Q10 シロアリの予防はどうすれば良いでしょうか?
シロアリはいつも新しい餌場を探し回っています。
そしてどんな隙間からも侵入できるので、新築だから大丈夫とはいえません。
シロアリは目に触れにくいため被害になかなか気づかず、家に棲みついてから加速度的に被害が進行するので
常にシロアリの活動を監視して大きな被害になる前に確実に駆除する必要があります。
セントリコン*・システムは、シロアリの活動を調査し、駆除し、採侵入を防ぐまったく新しい防除システム。
家屋を傷めないため新築の家のシロアリ対策には最適といえるでしょう。
(本文はダウ・アグロサイエンス、セントリコン*・システム シロアリQ&Aより抜粋)
*ダウ・アグロサイエンス商標
戻る